ブロックチェーン、仮想通貨の脆弱性について。(ビットコインなど)
この記事ではブロックチェーンについての説明はしません。前の記事を読んでください。
ビットコインについてはブロックチェーンおける、暗号化と電子署名多数決における保全性をうたっておりました。しかし現状のブロックチェーンでは署名が一方通行の為逆問い合わせが出来な状況です。
そうなると電子署名の偽造が可能という事なのですが、貨幣の流動性があるが故に偽造が確率的に不可能でした。
しかし今現在、1BT=143,937円という非常に高い値段で取引されています。
現状は1BTを分割して利用可能なため1BTに戻した際のハッシュアルゴリズムが途方もない数になりますし、攻撃者がツリーに追いつくのも不可能でしょう。
しかしこのまま価値が上り続け1BT=100000円なんてなるとビットコインの流動性は高すぎて流動性が失われてくると確信しております。
Nakamoto氏はこの点について
攻撃者が正規の署名に追いつくには以下の式により、指数関数的に下がり続けると書かれております。
q = 攻撃者が次のブロックを見つける確率
z = 実際の取引ブロックの最新
式
#include
まぁ実際に引数に値をいれると指数関数的に下がるわけですが、このままbitcoinの価値が上がり続ければ偽造労力に見合う価値が出てきますし、上がり続けることにより流動性を失うとより偽造が簡易になってくると思います。
よって一言でいうならば、BITコインや仮想通貨を投機の対象にするのは現状のブロックチェーン技術では破綻を招きかねないということです。
よって私は証明書の付け合わせ、逆問い合わせを早期に実装すべきであると思っております。
仮の現状のままであれば、少額にとどめた仮想通貨にて取引や流動性を上げるべきであると私は思います。