泣き崩れる少年ドイツ兵のその後
16歳の終戦
彼の写真を見たことがあるだろうか?
彼は捕虜になった時の写真である。荒廃したベルリンの地下壕から這いずり出てきて捕虜にされたのである。
かれは出てきて座り、そして涙したのだ。
その涙は捕虜になった悔しさか、恐怖からかは誰も分らない。
彼の名前はハンス・ゲオルク・ヘンケ(Hans-Georg Henke)
対空砲部隊に所属しており、ソ連軍に押し戻され米軍の管轄下まで撤退してしまってたのだ。
彼はアメリカ軍の暴行の様子をずっと見ていたそうだ。
そうして彼はアメリカ軍の捕虜となったが、アメリカ軍があまりにも暴力的に映ったので彼は東ドイツに引っ越し共産党員へとなり1997年にこの世を去るまで共産党員として戦いそして死んでいったのだ。
夏は戦争の話が良く出るが、太平洋戦争が開戦したのは12月であり中国戦線はもっとまえからパルチザンとの戦闘がおこなわれていたのである