U・Iターンについて思う事2【ファーストライフ世代は?】
最初に僕はUターン者です。
高卒でそのまま就職し関東へそのあと色々あって地元に戻りました。
その時に思った事を色々
U・Iターン説明会で思ったこと
・セカンドライフ推しすぎ
田舎でまったりくらしましょう!都会のせかせかした生活に疲れたら田舎でゆっくり仕事しましょう!農業!!漁業!!!林業!!!!カフェ!!!自分のペースでゆっくり!!今なら畑と家も付きます!!!!
満州開拓団かよ
って説明聞きながらおもってました。
そしてセカンドライフの説明でうんうん頷いてる人はだいたい30代後半くらいから、そもそも説明会に20代なんて私しかいなかった。
彼らはセカンドライフでも十分やっていけるだけのスキルや蓄財があるからいいのだろうが、私のように20代でファーストライフの人間はどうやって地方で生きればいいんだ???っと素直に質問をぶつけました。
・現実と説明のギャップ
田舎でゆっくり、大きい家にすみましょう!!!っと話を聞いて思ったのですが、そもそも田舎に行けば東京の収入なんて保証されない。特に上の世代であれば200~300万下がるのは当然であろう。
しかも田舎といえどFCや全国チェーンの店に地元は駆逐され価格はとうぜん東京となんら変わりない。
つまり貴方の財布に入ってくるお金は減り、出ていく金は大して変わらんという事だ。
・企業向けはさらにひどい
田舎は最低時給が低いので支社を置いて田舎の人を雇えば、人件費が安く御社のコスト削減に貢献できます!!
田舎は東京の植民地
たしかにこれは事実だし、今や海外に拠点を構えて開発や作業をさせても日本の倍の倍の成長率を誇るアジア圏では10数年後には人件費は日本と大して変わらなくなるだろう。ならば日本国内に構えればよいわけだ。
日本語が通じ、文字が読み書きでき、四則演算ができる人材を格安で雇えるわけだからね。
・子供の事考えてる?
僕は東京と言う街で思ったことが沢山ある。生き方の多様性である。本当にたくさんの生き方をしている。そしてその選択肢があるわけだ。
実にうらやましいと思った、東京や関東近郊に実家がある人は何と豊かな人生を送って、多用な選択をしているのだろうかと思った。
田舎というのは狭い価値観が形成される。
未だに大手企業主義、国公立至上主義であり、一度社会に放逐してから大学に行くなどもってのほかという考えである。
平成があと1年程で終わるのが決まっているにも関わらず、未だ昭和の高度経済成長期の考えが染みついておりそれが正解であり、他は不正解なのである。
しかし東京にいても否定はされる、しかし肯定する人間も一定数いる。
最後に思うことは安定安定と言うが、日本に本当に安定出来る会社がこれから50年後にあるのだろうか?
今までは護送船団方式であり、一種の社会主義であったわけだが真の自由主義を目の前にして日本の会社はどうだろうか??立ち向かえているだろうか?
違うんじゃないんだろうか???それは日本の教育や制度の根底が自由主義で戦える制度ではないからではないかと私は思うわけだ。