僕が理想とする会社は正しいのだろうか【採用について】
忘れないうちに。
僕が理想とする会社は、総合職を設けず、開発部、営業部、間接部門のみで構成をしようと思ってたのだが、これは間違いなのだろうか。
僕がだした経営計画には当初営業部の採用は3年は無理だと書いた。理由は営業が仕事を沢山取ってきてもさばききれないからだ。
外注を使えばいいという話だが、今のシステム業界は慢性的に人手不足。外注なんてだしてたら赤字になってしまう。赤字の回収は保守料などで補えばいいと言うが、そもそも赤字になるという事は、稼働が高いという事。
システム業界は慢性的に労働時間がながい、そんな中で技術者に押し付けていては皆壊れてしまう。
僕も一度壊れた。だからこそ、納期は随時交渉、価格については価格競争に巻き込まれないようにし、うちはこういうサービスをやってますという話をしてるつもりだった。
そこで技術職を採用するにあたり、ジレンマがある。
中途の経験者だとやはり金額が高い。だからと言って何も知らない新人を採用して年単位の育成計画なんて立てれない。
だから高専や工学部、工業高校、専門学校、自分で何かを作ったことがある子を採用したいなと思っていたんだが、一つ気づかされたことがあるのだ。
僕は技術でしかその子たちを見てないという事に。彼らは人で有ることをすっかり忘れて、技術でしか見てなかったのだ。
本当に驚くほど抜け落ちていた感性だ。
だれかに雇われてる時は思っていたことを、思い出せないとは愚かすぎる。
そんな時僕の下で働く子達はどんなふうに思うだろうか、技術で見る前に人として見なければ組織がギスギスしてしまう・・・。