フェイクニュースにおける社会的な改革とブロックチェーン【ブロックチェーン利用・応用】
せっかく学んだブロックチェーン技術をふいにしたくないので、通貨以外の利用方法を考えてます・・・。
タイトルの通りフェイクニュース対策においてブロックチェーン技術を導入すべしという話なのですが・・・。
まずブロックチェーンの話について。
ブロックチェーンは前後で情報の保全性を高めます
まずこの汚い画像で説明しますと、所有者Aが所有者BにノードXを渡すとします。
そうすると所有者Aの所有履歴が書き込まれたノードXが所有者Bに渡ります。
これが1回のやり取りです。
そしてこのノードXにはAの所有権、さらに現時点での所有者Bの名前が記載されています。
つまり簡単に言うならお札に名前を書いていくようなものです。
さらにこのお札の利用履歴は管理されておりすべての人が見れる状況なのです。
つまり中央のシステムは存在せず、さらにはそのお札の通し番号台帳を全員が持ち、そこへ利用履歴、所有者情報が書き込まれていくのです。
これが仮想通貨の仕組みなのです。
この技術的思想を応用しますと、政府、要人発言などをノードX、第一所有者Aとしニュースの情報源とします。
するならば要人発言ノードXを第一所有者であるAが各報道機関に配布します。すると第二の所有者である各報道機関Bが各々に解釈をし勝手に要約をしたXBn1,XBn2,XBn3,XBn4,XBn.........っと情報が作られます。
すると次に視聴者C1がXBn1の情報を元にtwitterやfacebookなどのSNSで発言を行います。
ここまでは通常のフローですし、追えますね。
しかし次に視聴者CがXBn1を元にまとめサイトなどを作ろうと考え2chや類似サイトに上げ曲解した記事を記載するとします。その情報XBCn1が更に掲示板を見ていたユーザーDによりXBCDn1として拡散されるとします。そうすると意図して情報を操作しようとする人がノードXAが真にもかかわらず、ノードXBCDn1を真として報道を行ったりするのである。
この様な2次的3次的ソースによる偏向を防ぐ為にもしっかりとした情報提供の仕組みを作るべきである。
正直今書いたことは、当たり前でありテクノロジーの進化により昔より遥かに簡単に1次ソースを見ることが出来るのだが、殆どの人間がgoogleの上位を正しい情報として見ているという現実があり大変危険である(キュレーションサイト問題からの考察)。
正直テクノロジーを使うには少々おそまつであるとも言えよう。
嘘を嘘と見抜けないものが安易にネットを使える現実が問題と言われれば、それでお終いであるが・・・
しかしそれでは自動車事故が起きるため自動車事故を必ず起こさな為に難解極まりない免許制度にしては、ここまで自動車文明は発展しなかっただろう。
以上の用な利用方法を出したところで現状の社会との問題を挙げるとするならば
- 未だに記者クラブ制度があり、政府そのものがメディアとの癒着体質である
- 難解な法律用語・外交儀礼的発言により現代口語訳の必要性がありマスメディアを通さねば大衆に理解できない用な言葉を用いらない。
- 各マスコミが横一線の報道をしている現状を憂うならネットメディアによる1次ソースの提供をしなければならない。
- 検索エンジン2次利用をするメディア等はノードの記載を必須とし、ソースが無い場合は信用しないという市場の成熟が必要である。
書けば山ほどあるけどこれくらいに・・・
ようは引用するなら1次ソース元をしっかりと書いて、そのソースも政府や要人は自ら書かねばならぬということだ!!!
これだけネットが進化しても古典的なプロパガンダが効いてることを恥れ!!!!
情報はいつでも、だれでも、求めるなら1次ソースを確認できるのがネットでありシステムであり情報工学なのだ!!!